住宅の屋根

屋根の形ごとに変わるメリット・デメリット

メリットデメリット

新築一戸建て・分譲住宅を検討する場合、屋根の形にも配慮が必要です。
屋根の形によってデザインのイメージや費用、住宅性能などに差が生じます。
新築一戸建て・分譲住宅の屋根の形ごとに変わるメリット・デメリットを、代表的な3つの屋根の形に絞ってご紹介していきましょう。

切妻屋根のメリット・デメリット

一般的な三角屋根である切り妻屋根は、初期費用が比較的安い点がメリットです。
また、シンプルな形状のため雨漏りリスクも低く、メンテナンス費用も経済的となります。
住み心地の点でも屋根裏にスペースが確保しやすく、ソーラーパネルの設置もしやすいという利点があります。
デメリットとしては、屋根としてデザイン的な個性がない点が挙げられます。

片流れ屋根のメリット・デメリット

片方だけに勾配がついた片流れ屋根も、初期費用が安い屋根です。
傾斜が1面であるため、雨どいの設置も1方向で済みます。
また、高い位置に窓を取ることも可能です。
しかし、壁面量が増える点や、壁面からの雨漏りリスクが高い点などのデメリットがあります。

寄棟屋根のメリット・デメリット

4方向に傾斜面がある寄棟屋根は、デザイン的に落ち着いた雰囲気となる点がメリットです。
壁面量が減るため、高価な外壁材を採用しやすくなります。
ただ、コストや工期がかかってしまう点はデメリットと言えるでしょう。

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