新築一戸建て・分譲住宅を購入した後で、雨漏りの被害に遭う場合もあります。
新しい家だからこそ、雨漏りのリスクは減らしたいものです。
住宅の設計上、雨漏りしやすい屋根の特徴についてご紹介しましょう。
新築一戸建て・分譲住宅では間取りや内装などデザインを優先すると屋根が複雑な形状になりがちです。
しかし、屋根の形状が複雑なほど雨漏りのリスクが高まります。
雨漏りしやすい屋根の代表としては、次の3つの屋根があります。
①複合屋根
複合屋根では屋根と屋根を谷樋板金で結合します。
住宅の敷地がT字型やL字型の場合、連続性のない屋根同士を結合させなくてはなりません。
この結合部分からの雨漏りが発生しやすいのです。
②下屋根と外壁に取り合い部がある屋根
新築一戸建て・分譲住宅で下屋根を設ける場合、下屋根と外壁の結合部で雨漏りが発生しやすくなります。
下屋根があると雨漏りリスクは高いです。
③軒の出が短い屋根
一見シンプルで雨漏りリスクが低いように見える屋根でも、雨漏りしやすい屋根があります。
シンプルな屋根の中でも、ほぼ軒先が無い片流れ屋根は雨漏りしやすい屋根です。
片流れ屋根は一方向だけに勾配が付いているため、屋根面積あたりの雨を受ける量が多く、さらに軒先と外壁との接続部から雨漏りしやすいのです。
新築一戸建て・分譲住宅を検討する場合、屋根の形にも配慮が必要です。屋根の形によってデザインのイメージや費用、住宅性能などに差が生じます。新築一戸建て・分譲住宅の屋根の形ごとに変わるメリット・デメリットを、代表的な3つの屋根の形に絞ってご紹介していきましょう。…
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